10年ほど前まで 犬を飼っていました 名前はベン 雑種
なかなか愛嬌のあるイイヤツでした ふと写真を見てみました そのフワフワした細い毛 やわらかく薄っぺらい耳 クルリと立ち上がったフサフサのしっぽ 成犬になってからは硬くなってしまった足の裏 ( 肉球 ) どれも手触りまでしっかり覚えています ですが今はいません 見るコトも 触るコトも 聞くコトも 今はもうできません とは言っても そこにいないだけで やっぱりしっかり覚えています 離れて一緒にいないだけ と状況は同じはずなのです ただ再び新たな思い出を作るコトができないだけ 可能性の問題と思いたいのですが そんな乱暴な理論では やっぱり納得できるはずがありません 長く一緒にいた犬でさえ 突然いなくなってしまうと寂しいものです けっして犬とヒトを一緒にしているつもりはありません ( 表現が乱暴で申し訳ありません ) ただ当事者ではないヒトには コトバをみつけるコトができません それでも残されたヒトには この先を作っていかなければいけない現実があると 残酷にも思ったりしてしまいます このたび亡くなられた方々のご冥福を心よりお祈りするとともに 被災された方々に心からお見舞い申し上げます
by m-arch
| 2011-03-25 19:18
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